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 2023年6月28日
 材料に拘った結果!

 私どもが使用する木材は、青森ヒバをメインに使用しています。

 理由は、その独特な芳香と抗菌作用があることです。

 

 しかし、名刺作りを続けながら少しずつ分かってきたことは、

 青森ヒバは、針葉樹になるため木材そのものは軟材に分類されるそうです。そのためレーザー光で刻印する際、焦げずに
 白くなる特性があるということが分かってきました。

 

 また、木材への刻印では、年輪の部分とそうでない部分では刻印結果が違うことも分かってきました。

 年輪の部分は、固く詰まっている状態(イメージです)なので刻印結果が良好ですが、

 そうでない部分は若い木材のときに水分を供給していた管の名残で、幹が成長するにつれて樹皮のすぐ下層の部分が
 役割交代して担うそうです。

 そのため管がふさがっていくそうですが、密度が低いため(これもイメージです)レーザー光で焦げずに白くなってしまうそうです。

 

 では、逆にどのような部分が良いのか?
 

 結論的には、現在、水分を供給している管がある層の木材が最適だそうです。

 見た目には、色の濃い部分が刻印には適していることが分かってきました。

 

 しかしながら、量産の段階で取捨選択することが非常に困難なため、ご理解をいただくために記載しました。

 

 ちなみに
 

 □軟材・軟木・針葉樹の種類は、

 やわらかい木材なので、低いパワーでも加工することができますが、その反面、レーザー彫刻した面が白っぽくなるものが
 多いのが特徴です。

 木材: バルサ、スギ、ヒノキ、マツ、ポプラ、ヒバ、マツ、ツガ など

 

 □硬材・硬木・広葉樹

 硬い木材なので、加工するのにパワーが必要ですが、その分、彫刻した面が黒くはっきり出るものが多いのが特徴です。

 木材: ケヤキ、サクラ、コクタン、ブナ、ナラ、オーク、チェリー、ウォルナット、メープル、ラワン、マホガニー、チーク など
 
 
 最大限、刻印パラメーターを調整し、白くならないように調整しつつ作成させていただきますが、
 私どもの木の名刺をご注文いただく際には、上記の特性をご理解の上、ご注文いただきますようお願い申し上げます。
 
 

 
 レーザー加工技術
 レーザーの各種パラメーターを調整することで最適な刻印精度(±50μm)で濃淡を表現できる技術になっています。
 特に、レーザー特性を細部まで利用し、最適化することで、他に類を見ない品質を実現いたしました。

※代表的な事例
 ・3層構造の板厚が 0.5mm以下という極薄の木材に刻印することができ、かつ、濃淡を調整することができます。
  通常、レーザーの高熱による焼損が発生する可能性ありますが、当店が開発した特許技術による制御で鮮明な刻印を実現しています。
  この特許技術により極薄の木材を使用しながら両面への刻印が可能となりました。(特許出願中)

 ・また、木材は個々にその特徴が異なります。 例えば、木目の模様も様々です。 このような特徴の違いが有っても刻印精度に
  影響しない技術の開発に成功いたしました。 (ノウハウ技術として非公開)


 今後も技術開発を続け、より高精度で高品質の製品を皆様へお届けできるようにしてまいります。
 お気づきの点や、ご質問などがございましたらお問い合わせください。
 技術課題として、取り組んでまいります。